Cucina Italiana

クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所)
第6号

Midoromaのローマ食紀行
「イタリア第二の朝食/レシピ:スパゲッティ・魚のトマトソース」

はじめに



マグロのトマトソース煮

 ローマ在住のコーディネータでマンガ学校の先生をしているヤマネミドリさんは、イタリア人と一緒でおいしいものが大好き。ヤマネさんのレポートやブログは、食べ物の話題が満載です。今やMidoromaとして"研究成果"を発表するまでになっています。
 
 山根さんは、ローマの海よりの郊外で、ローマっ子のご主人を初めとして、昔からローマで暮らすイタリア人に囲まれ、コテコテのイタリア生活をしています。イタリア人は、イベントやパーティが大好きで、仕事よりも季節のイベントを大事にします。このようなことからヤマネさんは、週末ごとにご近所さんと、一緒に楽しんでいます。もちろんヤマネさんは各種情報をご近所さんからゲットすることを忘れてはいません。
 
 第6回は、Midoromaさんによる、イタリアの習慣の第二の朝食と、スパゲッティ・魚のトマトソースのレシピを紹介します。
 
ヤマネミドリさんのご紹介
http://www.ivc-net.co.jp/trans/yamane/index.html
 
協力者の紹介と刊行予定
http://www.ivc-net.co.jp/food/mailmaga/2016/publish.html

 

Midoromaの食紀行
「イタリアの朝の習慣、第二の朝食」



各種のコルネットやパンが並ぶイタリアのバール

 一般にイタリアの朝食はとても軽いのです。コーヒーかカフェラテなどの飲み物にビスケットや乾パンにジャム、パネットーネなどの軽いものを食べます。朝はお腹が空かないとコーヒーだけの人もかなりの割合でいます。
 
 このまま学校や仕事へいくと、10時ごろお腹が空いてきます。ですから、幼稚園から高校まで、仕事場でも10時半ごろから15分程度の「第二の朝食タイム」があります。現地にいる日本人女性も子供が幼稚園の時におやつを持ってくるように言われてビックリしたとのことです。小学校、中学校でもおやつを持っていきます。高校になると学校内にBARがあるのが普通で、おやつをもっていかずにBARで買うことが、大人に近づいた感じがして生徒はこちらの方法を選びます。仕事先では、朝食時間が雇用契約の中に入っているわけではありませんが、当然の権利として、順番で朝食に行きます。
 
 バールでの朝食の定番は「カプッチーノとコルネット」です。常連になったBARへ行くとこちらから注文品を言わなくても「いつもの?」と先にこされたりします。コルネットはクロワッサンににたパン菓子で、クロワッサンよりバターの分量が少なく、パンに近くなります。中にクリームやチョコレートやジャムが入っているものもあります。当初は朝っぱらから甘いものを…と閉口しますが、この組み合わせは病み付きになります。
 
 栄養学的にも、まだ血液の循環が十分でない朝(消化能力が低い)に、量が少なく糖分のあるイタリア式朝食は体の条件に合っています。 イタリア式第二の朝食を試すときは、ホテルでの朝食を親の敵に遭ったように夢中であれもこれもとらずに軽く済ませるように進言します。そうでないと10時ごろにお腹が空きません。この第二の朝食があるので、日本と比べてイタリアの昼食は1時間ずれて1時からになるのですね。

 

Midoromaのレシピ
「レシピ:スパゲッティ・魚のトマトソース」



 スーパーの閉店間際などで魚を安く売ってたらぜひやってみてください。おいしいシーフードに感激すること間違いなしです。
 
<材料> 3人分
 小さめの魚各種 1キロ
 トマト水煮 400g ないし料理用トマトジュース
 乾燥スパゲッティ麺 240g
 
<作り方>
1.鯵、たらなどの魚です。一種類でもOKです。腸をとってよく洗い水を切ります。
 
2.フライパンにリーブオイルとニンニクのみじん切りを入れ、オリーブオイルが熱くなったら魚をいれて塩を加え充分に火を通します。
 
3.魚に火が通ったら、いったん魚を別の容器に移し、トマトの水煮(トマトジュース)をいれて熱し、ソースを作ります。
 
4.トマトに火が通ったら別の容器に移しておいた魚を戻して弱火で20分ほど煮込みます。
 
5.魚の旨味が出たらもう一度魚を別の容器に移します。塩を入れたたっぷりの水で茹で、水を切ったスパゲッティをいれて中火でさっと炒めてパスタとソースを絡めます。


 出汁に使った魚は「セコンド(メインディッシュ)」として食べてもいいし、頭と骨をとってスパゲッティの上に乗せてもいけます。
 
<おいしくなるコツ>
 魚の表面に若干の焦げ目がつくほどに火を通してから別の容器に移します。フライパンには魚の味が残ってますから洗わないで、そのままトマトソースに火を通します。
 
ヤマネミドリさんのローマの食卓は
http://www.ivc-net.co.jp/guide/rome/table.html

 

次回予告


 次回は引続き、ヤマネミドリさんが、食いしん坊のイタリアならではの業務形態のお店、各地のおいしい食材をあつめた高級食材店をご紹介します。イタリアに行くときの参考として下さい。

 
ヤマネ・ミドリさんの案内するローマの観光ツアー
http://www.ivc-net.co.jp/guide/rome/oneesama.html
 
協力者の紹介と刊行予定
http://www.ivc-net.co.jp/food/mailmaga/2016/publish.html

 

発行


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