では前菜から
左: タコのサラダ
右上: タラの団子フライ。ポレンタに黒オリーブのパテにアンチョビを混ぜたソース。
右下: セピアとカルチョーホ(アーティーチョーク)
いずれも美味しかった。セピアとカルチョーホの組み合わせは初めて。互いの味がよくマッチしてた。
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さて、パスタタイムです。 イカとアサリをトマトで似たソースで和えたスパゲッティ。
この料理、頭いいね。
イカは少量で味が出る。トマトを加えるとソースが伸びて、量が増える。アサリを入れると豪華になる。安価で提供するにはうってつけ。シンプルだけど、料理がうまい店なので美味しかった。
パスタは当然アルデンテ。
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「メインディッシュ」と言う考え方は、本来イタリア料理に当てはまらない呼び方。プリモ(第一の皿=炭水化物)、セコンド(第二の皿=タンパク質)というのがここの考え方。
第一、第二というのは重要性ではなくて、順番の意味以外にない。
「今日はプリモだけにする」と言う言い方ができる。
手前: オコゼのトマトソース煮のブルスケッタ(焼いたパンに乗せる)
左上: タラの天ぷらに溶かしたバターとアンチョビのソースをかけたもの
右上: メカジキにブロッコリー
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海のそばで食事をしたら、海岸でお散歩がつきものだ。 北風だったけど、太陽が顔を出したので風をよけて休憩する昼食会の参加者。
みんなで顔を冬の太陽にさらしてうとうとした。
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アンツィオ
港町アンツィオは第二次大戦の終わりに米軍がイタリア本土上陸した場所だ。
戦没者の記念碑の周りにその時の写真があった。
その頃ローマにいた舅は、アンツィオからの大砲の音が聞こえた、という。「ボーーん!ボーン!」と音真似をしながら脳内でその時の映像を見ているのがわかった。
どんな気持ちで聞いていたんだろう?
この記念碑、数年前にはなかった。忘れないでいようとするのは良いことだ。
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アンツィオ
税制見直し、年金制度見直し、とイタリア経済を立て直すために新政府が躍起になる中、各業界で反対の声が上がってる。
各業界、もっと前に声を上げるべきだったんじゃないかな。
ガソリン代が上がって、輸送トラック業界のストライキがあった。
漁師もやりにくくなっている。ここ数日、アンツィオの漁師のストライキがあったそうだ。その名残。「漁師というカテゴリーをもっと大事にしてくれ」と幕に書いてある。
とりあえずレストランには新鮮な魚があった。
頑張れイタリア!!
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