まず、飲み物を注文する。ワインとお水。
ワインは店のお勧め「ハウスワイン」。TERRE VOCATE。
11度のやや辛口。ローマが州都であるところのラツィオ州のもの。フューミチーノもラツィオだからご当地ワイン。程よく冷えて、のどごし爽やか。こういうのってついつい飲み過ぎてしまう…
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窓の向こうは海。
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前菜は、お腹が空いている時に運ばれて来るのでついつい食べ過ぎるのが常。だから一人1人前ではなくてミックスで3人前を頼んだ。
海の幸ミックス(写真上)
ナスとズッキーニのグリル、紫キャベツの小エビ入りサラダ、カニカマのグリーンサラダ、スモークサーモン赤胡椒添え、イカとエビのサラダ、鰯のマリネ。この一皿が一人前です。
イカとズッキーニのグリル。(写真下)
たぶん、イカとズッキーニに塩とオイルで味付けをし、小麦粉をまぶしてオーブン焼き。香ばしくて美味しかった。
イワシのフライ、ムール貝(写真を撮り忘れた)
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さて、お楽しみパスタです。 イタリアの食事だったら、やっぱり主役はパスタですよね。パスタの選択はすごく重要。
今回は二種類のアッサッジーノ(味見)にしてもらいました。
まず 磯の幸のスパゲッティ(spaghetti allo scoglio)(写真上)
イカ、アサリ。ムール貝、エビのトマトソース煮出会えたスパゲッティ。具を取り出してパスタの上に置いて、見栄えよくしてくれました。開いた部分にパセリのみじん切りをまとめてその上に唐辛子。辛いのが好きだったら混ぜてね、という配慮です。
はい、二皿目のパスタ。
エビとズッキーニのペンネッテ(pennette con zucchini e gamberi)(写真下)
ズッキーニとエビの組み合わせは珍しくないけれど、これの新しいところは:
●ズッキーニを太めの短冊切りにする
●ペンネッテという、普通はミネストローネなどの汁の多いパスタに使う種類を敢えて採用。
その結果、ズッキーニの食感と見事に合いました!
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出ました!ピンツィモニオサービスでパスタとセコンド(第二の皿)の間に出してくれます。 生野菜をオリーブオイルと塩の小皿につけながら食べる。セロリは欠かせません。今回は二十日大根とフィノッキオも。
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セコンド魚のミックスグリル イカ、小ダコ、テナガエビ、エビ、ヒラメ、アスパラガスと小ダコのグリル 魚のミックスフライもあったけど、写真撮るのを忘れました。新鮮魚がカラッと揚がってて、お腹いっぱいなのに食べちゃった。
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凝った「シェフの料理」ではないけれど、それだけに安心して注文できる。材料の新鮮さが売り物。
これにコーヒーをつけて一人26ユーロ(約3500円)でした。魚料理としては安い。味も良かった。
ものすごく細かく、いろいろと口うるさい頑固親父の姑の連れ合い。テーブルで払った後、正式なレシートを持ってこない(税金のがれ)、とブツブツ文句を言ってたけど、席を立った時にちゃんと持ってきた。
祝って貰う人が接待するのが普通なので、この姑の連れ合いのおごり。
ごちそうさまでした!
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食後のお散歩。
高齢で足腰が弱り、出歩けない姑のたまのお出かけです。
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