フィレンツェ伝統工芸マーブル紙
溶液に流した絵の具を写し取ることで、大理石の表面を模倣した模様を作り出す技法をマーブリングと言います。この技法を用いて作られるのがフィレンツェの伝統工芸として知られているマーブル紙です。
マーブル紙はレターセットや書籍の装飾、文具の装飾等に用いられています。フィレンツェのお土産として人気のある「マーブル紙」。ルネッサンス時代から、フィレンツェの代表的な伝統工芸の一つ として、その製法は今でも大事に受け継がれています。
やさしい色合いのコンビネーション。色の混ざり合う微妙な曲線は、全て手作業で作り出されます。熟練した職人による手際よい作 業は、見ていて飽きることがありません。
2度とまったく同じ模様は作ることができない1点物のマーブル紙。波型の模様、孔雀 の羽のような模様、色とりどりのインクが織り成していく息を呑むような美しさ。調和の取れた模様が形作られていく様は、まるで 手品のようです。
マーブル紙工房の見学ツアーは →こちらから
- Riccardo Luci:マーブル紙の専門店
- 住所:Via del Parione,35A/R,50123 Firenze
- 電話:055 7996188
- マーブル紙の制作体験も出来ます
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