イタリアのサッカーチケット情報
一時は、窓口での本人確認が必須となり、海外から購入することが困難になった、イタリアサッカーチケットの情報です。現在では、本人確認されるものの、窓口に出向かなくても購入出来るようになりました。 |
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<掲載情報>
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サンシーロの席の見え方(2014.4)
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ページの画面の白丸をクリックすると、どのようにみえるのか写真が出てきます。
ローマとフィレンツェ、ジェノバのウルトラスの席(2014.4)
ローマのスタディオ・オリンピコの場合、正面スタンドから見て左側のゴール裏がラツィオ、右側がローマで、サンシーロのように何階にも別れていないので、ゴール裏席はウルトラスで埋め尽くされています。ローマ・デルビー以外の試合では、アウエイチームのウルトラスはラツィオ戦の場合は右側の斜め寄りゴール裏の一角に隔離、ローマ戦の場合、左側の斜め寄りゴール裏の一角に隔離されます。
フィレンツェの場合、地元ウルトラスは正面スタンドから見て左側ゴール裏に陣取っています。アウエイチームはローマの場合と同じで斜めよりゴール裏の一角に隔離。ジェノバの場合、ジェノアが正面スタンドから見て左側ゴール裏。サンプドリアが右側ゴール裏。ダービーマッチ以外の試合ではアウエイチームのウルトラスはローマやフィレンツェと同じように斜めよりゴール裏の一角に隔離。
どのクラブのウルトラスもレベルは同じで関わるのは危険です。特にアウエイチームのジャージやマフラーを身に着けている場合、絶対近づかないことです。
イタリアのウルトラスの席(2014.4)
ウルトラスはイタリア起源のサポーターのことで、通常、ゴール裏観客席に集団で陣取り、フラッグや発炎筒やバナーを掲げたり、チャントを歌うなどしてクラブをサポートするサポーター集団です。現在ではヨーロッパだけでなく、南米、中東迄広がり、暴力ざたを起こしています。 フーリガンとも呼ばれます。次は取材でウルトラス席に入った時の感想です。
「マリファナの臭いが充満し、目が血走っている(ラリっている)若者が多く、しかもその多くがナイフを携帯している超危険地帯です。」
スタジアムの方でも、一般客との分離を計っており、チケットの購入にはサポーター証が必要な競技場もあります。
サンシーロ・スタジアムのゴール裏のチケット(2013.9)
ウルトラスのいる場所はゴール裏とされていますが、ゴール裏全部がウルトラスではありません。一階席のゴール裏席は一般席ですので大丈夫です。危ないのは2階席、ウルトラスが陣取っている席で,インテルの場合は正面スタンドから見て左側、ミランは右側の席です。ミラノダービーでは両側がウルトラス席となりますが、インテルがホームの試合では(ミラノダービーを除いた)正面スタンドから見て2階右側の席は一般席になるので安全です(ミランのホーム戦ではこの逆)。以下の座席表ををご参照ください。
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スタジオ・オリンピコのウルトラス席(2013.9)
最近のサッカー観戦は、以前と比べて穏やかになっており、子供連れでも見られるようになってきました。それでもウルトラス席に近寄らないのが鉄則です。このようなことから、ローマのサポーターのいる(ウルトラスもいる)ゴール裏南(CURVA SUD)はご購入されないのが賢明です。
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窓口に行かなくても買えるようになりました(2013.9)
2008年からセリエAのチケットの購入は、必ず本人が窓口に行く必要がありました。この規制が改正され、購入の際の本人確認は、身分証明書(パスポート)の情報のみで済むようになりました。このことからイタリア国外のファンも、チケットの購入がしやすくなりました。
ただし、チームによって、ASローマのようにオンラインで買えるチームと、ミランやインテルのようにオリジナルを郵送で試合の週に発送するチームがあります。イタリアの住所が必要で外国人の場合は ホテルに届くようにするのが一番いいそうです。ただイタリアの郵便事情やホテルのサービスのことを考えると若干不安なものがありますので、ご注意ください。
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セリエAサッカーのチケットの購入(2008.9)
2007年2月のサッカーでフーリガンが暴れ死者が出たパレルモの事件以降、セリエAサッカーのチケットの購入に際して、身分証明書による本人確認が必要になりました。日本人の場合は、窓口で本人がパスポートを示して買うことが必要になっています。そのため代理での購入が困難となっています。ダフ屋から購入の方もあるようですが、本人で無いチケットですと入場を断られる可能性があり、注意が必要です。
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