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ローマ
観光ガイド

ローマの名所








エウル・ローマ文明博物館

 ローマ郊外にあるムッソリーニが作った新市街「EUR」にある「ローマ文明博物館」(museo della civolta' romana)です。

 ムッソリーニはヒットラーと並び称されるファシストで、文明の中心”ローマ”を目指して帝国の再建を夢見ていました。いまでもフォロ・ロマーノにはムッソリーニが作った、ローマが世界の中心となった”イタリア帝国”の世界地図があります。



 展示物は、古代ローマの誕生から衰退の一歩手前までの、建造物や武器のレプリカやミニチュアがあって、遺跡だけでは理解できない当時の様子をわかりやすく見せてくれます。

 この写真は、数ある展示物の一つです。古代ローマ軍が編み出した攻撃法の一つをミニチュアで表しています。ローマ軍団の代名詞、最強の歩兵軍団が、頭上と側面を盾で覆って、敵の石つぶてをかわしながら攻撃しています。

 バラバラの肉弾戦が普通だった当時に、固まりで攻撃するローマ歩兵軍団はかなり強かったようですよ。特に野戦では無敵で、カルタゴの象軍団(ハンニバルが使った本物の象ですよ!)にも負けませんでした。

 こうした細部まできっちり作ったミニチュアを見るとワクワクするので、写真を撮ってしまいました。


 思わず写真を撮ってしまったこの石碑のレプリカ、ホンモノはなぜかナポリにあるそうです。 なぜ思わず撮ってしまったかというと、石碑に書いてある文字「LAVINIALATINI FILIA」に惹かれたからです。

「ラテン人の娘、ラヴィニア」と書いてあります。ローマ建設の伝説で、トロイ王の娘婿エネアがトロイ陥落から逃れて、現在のローマの郊外に町を建設した…というのがあります。

 エニアがラテン族の王の娘ラヴィニアをめとり、その子孫がローマを建設した双子、ロムルスとレムスだというわけです。

 今、私が住んでいるローマ郊外が、まさにこの伝説の土地で、すぐ近所に「ラヴィニウム博物館」があります。それで、思いがけないところでばったり会ったご近所さん、と言う感じがして写真を撮ってしまいました。

 実はエウルは、ローマに住む日本人が行く花見の場所です。イタリア人はピクニックって言うけど、私たちは花見にいきます。イタリアを尊重してワインですけど.......

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