サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
ローマを構成する7つの丘の1つエスクィリーノの丘の上に建つ聖堂。
352年に教皇リベリウスが夢の中で「夏に雪の降った地に教会を立てよ」と聖母が告げたとされ、翌日丘に行ってみると、真夏にも関わらずお告げ通りに雪に覆われたところがあったので、聖堂を建てたという中世の伝説から、雪の聖母聖堂とも言われています。
ここはサンピエトロ寺院、サンパオロ・フォリ・レ・ムーラ教会、サンジョヴァンニ・イン・ラテラーノ教会と並んでローマの4大聖堂の1つです。聖年の間にしか開かれない聖なる扉があり、この扉をくぐるとカトリック教徒は罪の免償が得られると言われています。
鐘楼は、1377年頃に建築されたもので、ローマで最高の高さとなっています。
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