
|
|
ラウラが紹介する
サン・ロレンツォの手工芸アーティストとアート
「CLAUDIO SANO'〜クラウディオ・サノ」
|
 |
|
|
「彫刻バッグ」?
見ればその意味がわかります。ね?
おもちゃ箱から出て来たような何とも楽しいバッグ。
いたずら心一杯です。
色と形で遊んじゃう。ゴタクはいい、生活を楽しもうよ!と言ってるバッグ。
もちろん全部クラウディオのオリジナルです。
どこからこのバッグが来るのか、クラウディオとお喋りして聞き出してみます。
 |
| ぼくはシチリア出身で、ローマ大学の学生だったんだ。心理学の。 |
|
「ううん、サン・ロレンツォとはもともと何の関係もなかったんだよ。ぼくはシチリア出身で、ローマ大学の学生だったんだ。心理学の。サン・ロレンツォは学生になってから知ったんだ。」
「心理学とバッグの関係?心理学に関係ないものなんかないでしょ?」
「ああ、バッグを作り始めたのは偶然なんだよ。3年の時に、友達が気に入って持ってた革のバッグに穴があいてね、それを繕うので革を買った。余った革をなんとなくもらって、これでなんか作ってやろうと思ってね。」
「余った革だから小さい端切れだけでしょ。そいつをうまく組み合わせて立体的なバッグ(言い方がおかしいかな?)を作ったんだ。すっかり面白くなっちゃってね。」
|
「大学をやめて革を丸ごと一枚買った。バッグを三つ作って、もうやめちゃったけど、大学へ潜り込んで、売りに行ったんだ。売れない。ポルタポルテーゼ(蚤の市)へ行ったけど売れない。大学の構内も蚤の市も、他の品物と値段が違いすぎたんだね。
で、ミラノの見本市へ行ったら、あっという間に売れちゃった。これは店を構えないと、売れない…と思ったんだ。」
「サン・ロレンツォは大学のそばだからよく知ってる地域だったし、店の値段も安かったから迷わずここにした。それが10年前の話し。ここは、小さな村みたいな感じで、みんな知ってるし、うん、居心地はいいよ。」
「革は、もちろんエルメス級の革は買えないから使わないけど、フィレンツェのかなりいい革を使う事にしてる。」
「客の好みを聞いて作る…と言うより、お客さんが僕の好みを気に入ってくれる感じだね。ローマ大学の女子学生でね、お金がないけど気に入ったからって、3年がかりで買おうとしてくれてく子がいる。僕のお客さんにはそんな人が多いんだ。」
「サラリーマン?その選択岐は僕の中になかったね。その方が、生活は安定してるかもしれないけど… 今みたいに、月を越せるか…っていう緊張の中でアドレナリンが出るような生活の方がいいよ。あはは」
|
と言うわけで、クラウディオはアドレナリンを出しながら彫刻バッグを作っているわけです。
最近、アシスタントの姿を見ます。このアシスタント君の風貌が中部イタリア的で、クラウディオの小さな店でアシ君が工具をふるっているのを見ると、ルネッサンス期のフィレンツェの工房を思い起こさせます。
そう。
流行ではなく、自分の頭から出た物を信じて、やり方を編み出してオリジナルを作って行く…
できてくるものはモダンだけど、イタリアのもっともイタリアらしいスピリットが底にあります。
クラウディオのバッグは、250ユーロ前後で買えます。
ローマ滞在期間に余裕があったら、色を自分で選んでほんとにあなただけのバッグを作ってもらえますよ。
お店は月曜から土曜まで、朝9時から午後1時
(ここでいったん閉めて、シチリア系フランス人の奥さんが用意するお昼御飯を食べに家に走ります)
そして午後4時から午後8時オープンです。
8月は夏休み閉店です。
クラウディオのショップがあるローマ・サンロレンツォ地区の紹介
------------------------------------------------------------------------------------------------

おまけ・アシスタント君→
|