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ローマから吹く風n.235

お誕生日会でシーフード

Luigi

 御年86歳を迎えたアンナの誕生日。毎年恒例、我々三人、本人のアンナ、連れ合いのアルドの5人でフューミチーノまで魚を食べに行く。

 いつも行くアミリンドはいつもわさわさして落ち着かないので、ブルーノが同僚から仕入れたレストラン「Conchiglia(貝)」へ。
 気候も良いので庭に席を取る。微風が心地よい。 アミリンドは結婚披露宴などにも使われるくらい席数が多く、値段も安いのでいつも混んでてわさわさ。ここはそれほど大きくなく、わさわさが無くてよかった。


こんなローマを見せたい シーフード・レストラン
 

  前菜のミックスを二人分注文。
 全部の写真を撮るのは忘れてしまったけど、最初の写真、アンナの横にあるムール貝のフライパン蒸し、この写真のタラの塩漬けのフライ、小ダコのフライ、エビとムール貝とアサリのトマト煮、イカのサラダ。前菜はどれもおいしい。これだけで十分な位。  

次は海の幸パスタ。
 最近気がついたけど、イタリア料理のコースをスープ類と「メインディッシュ」と認識するのは間違いなのだ。言うなればどれも「メイン」だから。プリモピアット(第一の皿)は炭水化物、セコンドピアット(第二の皿)はタンパク質なのだ。それに添えの野菜(生でも煮野菜でも)を加えて完璧になる。前菜は炭水化物を調理する間、胃を大人しくさせるためのもの。これは半分の量で、スパゲッティボンゴレも頼んだ。海の幸の方は卵で練ったパスタを細めにしたもの。これが細すぎ。材料が同じでも、太さによってソースの絡み方が違うのが、食感から味わいまで変わる。ソースがおいしいだけに残念。スパゲッティボンゴレはおいしかった。  

セコンド・タンパク質はエビ、イカリング、小タラのフライと手長エビとエビのグリル。







5人分でなく「すこしでいいよ」と注文したのだけど、5人でがんばって全部食べきれなかった。もっとも、アンナはこう言う機会にいつも「食欲が無くてかわいそうなアンナ」を演じるのでほとんど口にしないから「4人でがんばって」が正解。いや、息子のダニエレも「タンパク質」はあまり好きではないので「3人でがんばって」が正解。

 

食後はレモンのシャーベットとコーヒーと、このグラッパ。

シャドネ。フランスのぶどうだね。店で出してくれたワインもシャドネだった。 淡く薄い黄色で強い主張が無く、魚料理には良い。

オーナーでシェフで、注文を取りに来たりするルチアーノ。
 会計は160ユーロでした。2万5千円くらい。魚料理としては高くない。

アンナの厭世癖がもう少し軽いと食卓も楽しくなるのだけど………

La Conchiglia
住所:Via del Faro, 266 00054 Fiumicino (RM)
tel: 06-6583503

ヤマネ・ミドリさんと回るローマのツアー


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