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前菜のミックスを二人分注文。 全部の写真を撮るのは忘れてしまったけど、最初の写真、アンナの横にあるムール貝のフライパン蒸し、この写真のタラの塩漬けのフライ、小ダコのフライ、エビとムール貝とアサリのトマト煮、イカのサラダ。前菜はどれもおいしい。これだけで十分な位。
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次は海の幸パスタ。 最近気がついたけど、イタリア料理のコースをスープ類と「メインディッシュ」と認識するのは間違いなのだ。言うなればどれも「メイン」だから。プリモピアット(第一の皿)は炭水化物、セコンドピアット(第二の皿)はタンパク質なのだ。それに添えの野菜(生でも煮野菜でも)を加えて完璧になる。前菜は炭水化物を調理する間、胃を大人しくさせるためのもの。これは半分の量で、スパゲッティボンゴレも頼んだ。海の幸の方は卵で練ったパスタを細めにしたもの。これが細すぎ。材料が同じでも、太さによってソースの絡み方が違うのが、食感から味わいまで変わる。ソースがおいしいだけに残念。スパゲッティボンゴレはおいしかった。
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セコンド・タンパク質はエビ、イカリング、小タラのフライと手長エビとエビのグリル。
5人分でなく「すこしでいいよ」と注文したのだけど、5人でがんばって全部食べきれなかった。もっとも、アンナはこう言う機会にいつも「食欲が無くてかわいそうなアンナ」を演じるのでほとんど口にしないから「4人でがんばって」が正解。いや、息子のダニエレも「タンパク質」はあまり好きではないので「3人でがんばって」が正解。
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食後はレモンのシャーベットとコーヒーと、このグラッパ。
シャドネ。フランスのぶどうだね。店で出してくれたワインもシャドネだった。
淡く薄い黄色で強い主張が無く、魚料理には良い。
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オーナーでシェフで、注文を取りに来たりするルチアーノ。 会計は160ユーロでした。2万5千円くらい。魚料理としては高くない。
アンナの厭世癖がもう少し軽いと食卓も楽しくなるのだけど……… |